「仮面ライダー響鬼」#45「散華する斬鬼」

#45「散華する斬鬼」
(脚本:井上 敏樹/監督:鈴村 展弘)

「仮面ライダー響鬼」#45「散華する斬鬼」
台本 役名 俳優・女優・声優/スーツアクター
「仮面ライダー響鬼」台本 ヒビキ(日高 仁志)/仮面ライダー響鬼 細川 茂樹/伊藤 慎
安達 明日夢 栩原 楽人
イブキ(和泉 伊織)/仮面ライダー威吹鬼 渋江 譲二/押川 善文
トドロキ(戸田山 登巳蔵)/仮面ライダー轟鬼 川口 真五/渡邊 淳
ザンキ(財津原 蔵王丸)/仮面ライダー斬鬼 松田 賢二
持田 ひとみ 森 絵梨佳
天美 あきら 秋山 奈々
立花 香須実 蒲生 麻由
立花 日菜佳 神戸 みゆき
立花 勢知郎 下條 アトム
桐矢 京介 中村 優一
出崎 弘子 中村 綾
出崎 直美 木下 綾菜
ナレーション 中田 浩二/中井 和哉

台本と放送を比較しました(台詞やト書きの細かい違いは省略)。

  • シーン 3. 戦いの場・周辺
    • 台本
      1. 顔だけ変身を解いたイブキとヒビキが、ザンキの死んでいた場所に急いでいる。
        ヒビキ「ザンキさんが死んだって……お前……まさか、そんな……」
        イブキ「ぼくだって信じたくありません。でも……」
        その場所に到達するふたり。
        だが、ザンキの姿はどこにもない。
        イブキ「(あたりを見回す)」
        ヒビキ「ここか?」
        イブキ「はい。確かに……」
    • 放送
      1. シーン 3 丸ごとカット
  • シーン 7. 同内
    • 台本
      1. 直美「大丈夫だって。約束」
        と、小指を差し出す。
        明日夢「ちょ、ちょっと待ってよ……そんな急に……」
        と、いきなり泣き始める直美の様子。
        明日夢「わ……分かった分かった!分かったから!」
        直美「ほんと?じゃ、はい」
        コロッと笑顔に戻って、もう一度小指を差し出す。
        指切りをする直美と明日夢。
    • 放送
      1. 直美「大丈夫だって。約束」
        と、小指を差し出す。
        カット
        指切りをする直美と明日夢。
  • シーン 9. 同内・トドロキの部屋
    • 台本
      1. ヒビキ「(イブキに耳打ちして)ほらみろ、やっぱお前の勘違いだろうが」
      2. トドロキ「(前略)とにかく嬉しいっす」
    • 放送
      1. ヒビキ「(イブキに耳打ちせず)ほら、やっぱお前の勘違いじゃないかよ」
      2. トドロキ「(前略)とにかく嬉しいっす」
        ヒビキ「よかったな」
  • シーン 10. 公園
    • 台本
      1. 京介「なんだよ、それ。おれが盗んだとでも言うのか?」
        インサート——
        明日夢の席から陰陽環を盗む京介。
        京介「なにか証拠があるのかよ?」
      2. 京介「見てろよ……いずれヒビキさんの方からおれに謝りに来るからさ。 どうかもう一度弟子になって下さいってな」
        歩み去る京介。
      3. 歩く京介がそっと陰陽環を手首に装着する。
        京介「……」
        京介の回想——(前話より)
        陰陽環から火の鳥のシキガミを召喚し、操るヒビキ。
        京介 (M)「悪く思うなよ、安達……お前にはもったいないんだよ、この力は……」
    • 放送
      1. 京介「なんだよ。おれが盗んだとでも言うのか?」
        カット
        京介「なにか証拠があるのかよ?」
      2. カット
        歩み去る京介。
      3. 歩く京介がそっと陰陽環を手首に装着しない。
        京介「……」
        カット
  • シーン 12. 同内
    • 台本
      1. 思い悩んでいるようなイブキの顔。
        ヒビキ「なんだ……まだ気にしてるのか、ザンキさんの事…… 大丈夫だって、お前の勘違いって事しかあり得ないだろうが」
        イブキ「なら……いいんですけど……」
    • 放送
      1. 思い悩んでいるようなイブキの顔。
        カット
  • シーン 13. トドロキの病院・個室
    • 台本
      1. ベッドの上で自分の両足をマッサージしているトドロキ。
        ザンキ「トドロキ
      2. ザンキ「どうした?痛むのか?
    • 放送
      1. ベッドの上で自分の右足をマッサージしているトドロキ。
        ザンキ「よう
      2. ザンキ「まだ痛いのか?
  • シーン 14. 道路
    • 台本
      1. 走るザンキの車。
        追い抜いたイブキのバイクがザンキの車の前で停まる。
        車を停めるザンキ。
        素早く窓から手を伸ばし、ザンキの腕をめくり上げるイブキ。
        イブキ「ザンキさん……やっぱり……返魂の術を……」
        ザンキ「おれが選んだ道だ。お前には関係ない」
        と、イブキのバイクを迂回し、走り去る車。
        イブキ「ザンキさん!」
    • 放送
      1. シーン 14 丸ごとカット
  • シーン 16. 明日夢の回想
    • 台本
      1. 明日夢「……やっぱり……が……!」
    • 放送
      1. 明日夢「……やっぱり……お前が……!」
  • シーン 17. 空き地
    • 台本
      1. 京介「それきりだった……父さんはずっとおれにとっての英雄なんだ。(後略)」
    • 放送
      1. 京介「父さんはずっとおれにとっての英雄なんだ。(後略)」
  • シーン 18. 土手
    • 台本
      1. ヒビキ「ザンキさんが……返魂の術を?
      2. ヒビキ「その呪術の事ならおれも聞いた事があるが……
        イブキ「死を自覚した鬼が死ぬ前に自分の体に施しておく秘術です…… 死後、魂が再び自分の体に戻って来れるように……
        ヒビキ「要するに、生き返るための術ってわけだ…… だが、随分昔にそういう呪術は禁じ手として封印されたはずだが……」
      3. ヒビキ「……で、返魂の術を使ったとして……これからどうなるんだ、ザンキさんは
      4. ヒビキ「……もしそれが本当なら、言った方がいいだろうな…… ザンキさんのためにも……トドロキのためにも……」
    • 放送
      1. ヒビキ「返魂の術か
      2. ヒビキ「その呪術の事ならおれも知っているよ
        イブキ「死を自覚した鬼が死ぬ前に自分の体に施しておく秘術です……」
        ヒビキ「生き返るための術…… でも、返魂の術は封印されたはずだよな……」
      3. ヒビキ「トドロキはどこまで愛されてるんだろうな。……で、ザンキさんは
      4. ヒビキ「……伝えようぜ、イブキ…… ザンキさんのためにも……トドロキのためにも……」
  • シーン 19. トドロキの病院・個室
    • 台本
      1. ヒビキ「……トドロキ…… もしイブキの言う通りならザンキさんを救えるのはお前しかいない…… 自分の足で立って、 もう一度ザンキさんの弟子を卒業するんだ」
    • 放送
      1. ヒビキ「……トドロキさあ…… 自分の足で立って、 ザンキさんに復活を見せて、今度こそ弟子を卒業しろよ」
  • シーン 20. 道
    • 台本
      1. 歩く京介。
        その後を付けて来る明日夢。
        京介 (M)「……しつこい奴だな……」
        京介、やって来たタクシーを停め、乗り込み、走り去る。
        タクシーを追い、走り出す明日夢の様子。
    • 放送
      1. シーン 20 丸ごとカット
  • シーン 21. トドロキの病室
    • 台本
      1. ベッドの中でひとり思い悩むトドロキ。
        思い出されるイブキとヒビキの言葉。
        イブキの声「ザンキさんは秘術によって蘇っているだけに過ぎない」
        ヒビキの声「自分の足で立って、もう一度ザンキさんの弟子を卒業するんだ」
        トドロキ「……そんな……そんな馬鹿な事が……」
        と、その時、ドアが開き、やって来るザンキ。
        ザンキ「どうした?また落ち込んでいるのか?」
        トドロキ「ザンキさん……」
        ザンキ「リハビリの時間だ」
        トドロキ「は、はい」
    • 放送
      1. シーン 21 丸ごとカット
  • シーン 23. 道路
    • 台本
      1. 赤信号でイブキのバイクが停まっている。
        鳴り始めるイブキの携帯。
        イブキ「(出て)トドロキさん?
    • 放送
      1. イブキのバイクが走っている。
        鳴り始めるイブキの携帯。
        イブキ「(出て)はい?
  • シーン 24. 病院・一角
    • 台本
      1. 携帯で話しているトドロキ。
      2. 目頭を押さえているトドロキ。
        トドロキ「ザンキさん……おれのために……おれなんかのために……」
    • 放送
      1. 公衆電話で話しているトドロキ。
      2. 目頭を押さえていないトドロキ。
        トドロキ「ザンキさん……すいません……おれなんかのために……」
  • シーン 25. 道
    • 台本
      1. 歩いている例の高校生 B。
        その後方でタクシーから降りる京介が、高校生 B に近付いて行く。
    • 放送
      1. 歩いている例の高校生 B。
        その後方でタクシーに乗っていない京介が、高校生 B に近付いて行く。
  • シーン 27. 路地
    • 台本
      1. 京介「おれだって最初は仕返ししてやろうと思ったんだ……奴らに」
        回想——(前話より)
        京介と乱闘する高校生 AB。
        京介「だけど……いきなり魔化魍が奴らに襲いかかって来て……」
    • 放送
      1. 京介「おれだって最初は仕返ししてやろうと思ったんだ……」
        カット
        京介「だけど……いきなり魔化魍が奴らに襲いかかって来て……」
  • シーン 29. 病院・階段
    • 台本
      1. ザンキの肩を借り、階段を登り続けているトドロキ。
        その様子を物陰から見つめているヒビキとイブキ。
        イブキ「ヒビキさん……いいんでしょうか、このままで……」
        ヒビキ「良くはないさ、たぶん…… でも、だからと言っておれたちがどうこう出来る問題じゃない」
        と、その時、イブキの携帯が鳴り始める。
        イブキ「(出て)明日夢君?」
        ヒビキ「どうした?」
        イブキ「明日夢君たちが魔化魍に!」
        走り出すふたり。
        ザンキと一緒に階段を登り続けているトドロキ。
        トドロキ (M)「ザンキさん……すいません…… おれ、今までザンキさんに……なにもしてあげられなかったっす…… ザンキさんはおれのために本当に色々な事をしてくれたのに……」
        トドロキ「ザンキさん。もう大丈夫っす。おれ、ひとりで歩けるっす」
    • 放送
      1. ザンキの肩を借り、階段を登り続けているトドロキ。
        カット
        トドロキ「ザンキさん。もう大丈夫っすよ。おれ、ひとりで大丈夫っすから」
  • シーン 34. 土手
    • 台本
      1. ヒビキ「……それでいい。 陰陽環の力をどう使うか、それも修行のひとつなんだがな…… 使わないってのがその答えなんだ。よくやったな、京介
      2. ヒビキ「さすが、おれの弟子だけの事はある
        京介「はい!」
    • 放送
      1. ヒビキ「陰陽環の力をどう使うか、それも修行のひとつだ…… 自分の力を信じて戦うこと。大切なことを知ったな、京介
      2. ヒビキ「そう、強い奴は笑顔になれるぞ
        京介「はい!」
        ヒビキ「うん」
  • シーン 35. 空き地
    • 台本
      1. ザンキ「……良くやったな、トドロキ……」
        トドロキ「ザンキさん……おれはもう大丈夫っすから…… 本当になにがあっても、大丈夫っすから……今まで、本当に…… 本当にありがとうございました!」
      2. 地面に残されているザンキの音錠とギター。
        それを拾い、握りしめるトドロキ。
        突然の風が周囲の木々をザザッと揺らして行く。
        トドロキ「ザンキさん……おれ、泣かないっす……もうザンキさんに心配かけないように……」
        だが、やはりその目から涙が溢れる。
        再び、深々とその場で一礼をするトドロキ。
        風に舞った木の葉が流れ続ける。
    • 放送
      1. ザンキ「……良くやった、トドロキ……ありがとう
        トドロキ「ザンキさん……もう大丈夫っすから…… ありがとうございました!」
      2. 地面に残されているザンキの音錠とギター。
        突然の風が周囲の木々をザザッと揺らして行く。
        それを拾い、握りしめるトドロキ。
        トドロキ「ザンキさん……おれ、泣かないっす……もうザンキさんに心配かけないように……」
        だが、やはりその目から涙が溢れない。
        再び、深々とその場で一礼をするトドロキ。
        風に舞った木の葉が流れ続ける。
        一方、ヒビキも空に向かって挨拶をする。