#33「装甲う刃」
(脚本:井上 敏樹/監督:高丸 雅隆)
| 台本 | キャラクター | 俳優・声優/スーツアクター |
|---|---|---|
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ヒビキ/仮面ライダー響鬼 | 細川 茂樹/伊藤 慎 |
| 安達 明日夢 | 栩原 楽人 | |
| イブキ/仮面ライダー威吹鬼 | 渋江 譲二/押川 善文 | |
| トドロキ/仮面ライダー轟鬼 | 川口 真五/渡邊 淳 | |
| ザンキ | 松田 賢二 | |
| 立花 香須実 | 蒲生 麻由 | |
| 立花 日菜佳 | 神戸 みゆき | |
| 立花 勢知郎 | 下條 アトム | |
| 滝澤 みどり | 梅宮 万紗子 | |
| 小暮 耕之助 | 布施 明 | |
| 桐矢 京介 | 中村 優一 | |
| 農夫 | 竹内 靖司 | |
| 洋館の男/スーパー童子 | 村田 充 | |
| 洋館の女/スーパー姫 | 芦名 星 | |
| ナレーション | 中田 浩二/中井 和哉 |
台本と放送を比較しました(台詞やト書きの細かい違いは省略)。
- シーン 1. 前話より
- 台本
-
耕之助「口の利き方に気をつけろ!
私は明らかに君より年上だ!」
耕之助、警策を取り出し、バシッと警官の尻に一撃を入れる。
響き渡る耕之助の歌声。
その余りのうまさにポカンと口を開けているおやっさん、日菜佳、香須実、ヒビキ、トドロキとみどり。
ヒビキ「マ……マジっすか?」
おやっさん「歌だけはうまいんだよ、あの人……」
-
響鬼「お、おい、お前……これは……」
-
威吹鬼はカマイタチの攻撃に吹っ飛ばされる。
さらにアームドセイバーで襲いかかろうとする童子。
と、その時、姫が童子に体当たりし、アームドセイバーを奪い取る。
姫「(歌うように)も〜らったー、も〜らったー」
童子「きー!」
と、ヒステリーを起こし、姫とアームドセイバーの奪い合いになる。
トドロキ「な、なんなんだ、あいつら」
逃走するヒビキ、トドロキ、そして威吹鬼。
-
耕之助「口の利き方に気をつけろ!
私は明らかに君より年上だ!」
- 放送
-
耕之助「これがアームドセイバーだ」
おやっさん「もし使いこなせたら、どうなるんでしょう」
耕之助「鬼の力が増大する。大幅に」
みどり「それは分かりますけど、いやでも不思議ですよね。 使えなかったら変身できなくなるなんて」
耕之助「それは日頃の鍛練が足りんせいだ」
-
響鬼「轟鬼、お前、これはまずいだろ」
-
さらにアームドセイバーで襲いかかろうとする童子。
と、その時、姫が童子に体当たりし、アームドセイバーを奪い取る。
姫「(歌うように)とったー、も〜らったー、も〜らったー、すごーい」
童子「返せ!」
威吹鬼はカマイタチの攻撃に吹っ飛ばされる。
姫とアームドセイバーの奪い合いになる。
トドロキ「な、なんなんすか、あいつら」
カット
-
耕之助「これがアームドセイバーだ」
- 台本
- シーン 2. みどりの研究室
- 台本
-
みどり「ダメね……何度やっても……」
-
ヒビキ「しかし参っちゃったよなあ……(みどりに)一体どうなっちゃったのよ、おれたちの体」
みどり「アームドセイバーの強い波動を受けて体力が低下しているんだと思うけど……これと言って他に異常はないみたいだし」
おやっさんの声「その通り。 変身出来なくなるのは一時的な現象らしい」
やって来るおやっさん。
おやっさん「さっき、ダンキ君たちから連絡があってね。 変身能力が回復したそうだ。 要するに体力さえ回復すれば問題はない」
トドロキ「どれぐらいかかるんですか、それって?」
おやっさん「ダンキ君たちは一カ月程かかったらしいが……」
トドロキ「いっ、一カ月すか!」
-
みどり「ダメね……何度やっても……」
- 放送
-
ヒビキ「ダメだな」
トドロキ「ダメっすね」
みどり「ダメね……何度やっても……」
-
ヒビキ「まあまあまあ、しかし参ったよなあ……(みどりに)ねえどうしちゃったの、おれたちの体は」
みどり「うーん、アームドセイバーの強い波動を受けて体力が低下しているんだと思うけど……特にこれと言って異常はないみたいだし」
カット
やって来るおやっさん。
おやっさん「今、ダンキ君たちから連絡があってね。 変身能力が回復したらしい。 変身出来なくなるのは一時的な現象だったって。 要するに体力さえ回復できれば問題はない」
トドロキ「あのそれって、どれぐらいかかるんですかね?」
おやっさん「ダンキ君たちは一カ月ぐらいかかったらしいけど……」
トドロキ「いっ、一カ月すか!」
おやっさん「うん」
トドロキ「ヒビキさん」
ヒビキ「うん?うん」
-
ヒビキ「ダメだな」
- 台本
- シーン 3. 猛士の間
- 台本
-
トドロキ「そんなに待てないっすよ。
姫も童子もパワーアップしたっていうのに」
トドロキ、ヒビキ、イブキから話を聞いているおやっさん。
おやっさん「う〜ん、確かにまずいなぁ、それは……」
イブキ「それだけじゃないんです。 奴ら、仲間同士で戦っていました」
ヒビキ「それはそれでいいいんじゃないの? 前にもあったし、こっちの手間も省けるしさ」
イブキ「そうでしょうか……なんだか逆に不気味な感じがしますけど……」
おやっさん「そうだねぇ……一体なにを考えているのか……とにかく今の状況をなんとかしないとな……なにかいい方法があればいいんだが……ヒビキ君とトドロキ君の変身能力が早く回復出来るような……」
-
トドロキ「そんなに待てないっすよ。
姫も童子もパワーアップしたっていうのに」
- 放送
-
カット
-
カット
- 台本
- シーン 4. 洋館・全景
- 台本
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
- 放送
-
シーン 4 丸ごとカット
-
シーン 4 丸ごとカット
- 台本
- シーン 5. 同内・実験室
- 台本
-
見つめている身なりの良い女と、少し離れた所で文字通り指をくわえているスーパー童子と姫。
童子「いいなー、いいなー」
姫「欲しいなー、欲しいなー」
女「調べてみましょう。 吉野のテクノロジーの秘密が分かるかもしれない」
-
男「凄まじい波動だ……」
-
男「波動を抑えるんだよ。
このままじゃ手の付けようがない」
-
見つめている身なりの良い女と、少し離れた所で文字通り指をくわえているスーパー童子と姫。
- 放送
-
見つめている身なりの良い女と、少し離れた所で文字通り指をくわえていないスーパー童子と姫。
童子「いいなー、いいなー」
姫「欲しいなー、ちょっと欲しいんだけどなー」
女「調べてようか。 吉野のテクノロジーの秘密が分かるかもしれない」
-
男「凄まじい波動だな……ワクワクするね」
-
男「波動を抑えるんだよ。
このままじゃ手が付けらんないだろ」
-
見つめている身なりの良い女と、少し離れた所で文字通り指をくわえていないスーパー童子と姫。
- 台本
- シーン 6. 『たちばな』・店内
- 台本
-
携帯で話をしながら団子を食べている若い男の客。
そこに耕之助が突然現れ、
耕之助「尻を出せ、尻を!」
男の客「え?」
耕之助「うちは携帯電話は禁止だ! 大体、物を食べながら話をするものではない! 尻を出せ!」
傍にいた若いふたり組の女がクスクスと笑って、
女の客 1「なにあのおっさん」
女の客 2「変なオヤジ」
耕之助「なんだその口のきき方は! うちはお前たちのような礼儀知らずが来る所ではない! えーい、全員出て行け!顔を洗って出直して来ーい!」
耕之助の様子にあたふたと店から飛び出して行く客たちの様子。
ガランとなった店内。
そこにやって来る香須実と日菜佳。
香須実「ちょ、ちょっと、困りますよ、小暮さん!」
日菜佳「そうですよ!これじゃ商売になりません!」
耕之助「商売?お前らはそんなに金儲けがしたいのか!」
香須実「ち、違いますよ……やっぱりお客様には気持ち良く寛いでもらいたいし……」
耕之助「気持ちいいじゃないか。 見ろ、ゴミどもがいなくなって店の中も綺麗さっぱりだ」
香須実「そ、そうじゃなくて……」
耕之助「ええい、いちいち口答えするな! 大体お前らのその厚化粧はなんだ! 見ているだけでムラムラする!」
日菜佳「ひ……ひどーい!ていうか、この場合、ムラムラでなくてムカムカが正しいのではないですか?」
耕之助「揚げ足を取るな!」
おやっさん「はい、みたらし団子上がり」
と、そこに顔を出すおやっさんだが、場の雰囲気を察し、逃げようとする。
耕之助「こら!逃げるな!君は相変わらず娘たちの教育がなってないようだな!甘すぎる!」
おやっさん「す……すいません……」
-
携帯で話をしながら団子を食べている若い男の客。
- 放送
-
シーン 6 丸ごとカット
-
シーン 6 丸ごとカット
- 台本
- シーン 7. 路上
- 台本
-
停まっている車内で話すトドロキとザンキ。
トドロキ「一カ月も変身出来ないんすよ! もう、おれ、どうしていいのか分からないっすよ! これというのも、あの小暮っていう人の作った武器のせいで……全く吉野の開発局長かなんか知らないけど、とんでもない奴っすよ!」
-
突然、窓越しに顔を出す耕之助。
驚いて飛び上がるトドロキ。
-
車外に直立不動で立たされているトドロキとザンキ。
耕之助「(ザンキに)そうか、お前がこいつの師匠だったのか……お前の教育が悪いからこんな半端な奴が育つんだ!」
ザンキ「すいません……お願いします」
と、自ら耕之助に尻を向ける。
耕之助「うむ」
と、ザンキの尻に警策で一撃を与える。
ザンキ「ありがとうございました」
トドロキ「ザ、ザンキさん……そんな……おれのせいで……」
-
停まっている車内で話すトドロキとザンキ。
- 放送
-
土手で話すトドロキとザンキ。
トドロキ「一カ月も変身出来ないんすよ! もう、おれ、どうしたらいいか分かんないっすよ! それもこれも、あの小暮とかいう人が作った変な武器のせいなんすよ!……全く吉野の開発局長かなんか知らないすけど、とんでもない奴っすよ!」
-
突然、顔を出す耕之助。
驚いて転がるトドロキ。
-
直立不動で立たされているトドロキとザンキ。
耕之助「(ザンキに)そうか、お前がこいつの師匠だったんだ……お前の教育が悪いからこんな半端な奴が育つんだ!」
ザンキ「すいません……お願いします」
と、自ら耕之助に尻を向ける。
カット
と、ザンキの尻に警策で一撃を与える。
ザンキ「ありがとうございました」
トドロキ「ザ、ザンキさん……すんませんでした……」
-
土手で話すトドロキとザンキ。
- 台本
- シーン 8. 『たちばな』・店内
- 台本
-
お茶を飲みながら話しているヒビキ、トドロキ、イブキ、おやっさん、日菜佳、香須実、みどり。
日菜佳「一体、いつまでうちにいるんですかね、小暮さん」
香須実「ほんと、お客さん、全然来なくなっちゃうし……」
トドロキ「全くっすよ。あいつ、ザンキさんにまで説教して……許せないっす」
おやっさん「ま、まあ、そう言うな。ああ見えても根は悪い人じゃないんだ」
日菜佳「顔、引きつってますよ、父上様」
みどり「でも、間違った事を言っている訳じゃないのよね、いつも」
ヒビキ「そうそう。 おれ、結構好きなんだよね、ああいうタイプ。 ほら、卓袱台ガチャーンとひっくり返しちゃうような……なんか古いタイプの日本の親父って感じでさ」
トドロキ「呑気っすね、ヒビキさん……一カ月も変身出来ないんですよ、おれたち……」
ヒビキ「まあ、焦ってもしょうがないし」
イブキ「その間、ぼくがなんとかしますよ。おふたりが戦えない分、頑張ります」
-
耕之助「(イブキに)随分、大きな口を叩くじゃないか。
そんななまっ白い体で大丈夫なのか?え?」
-
ヒビキ「(耕之助に耳打ちして)どうしたんですか?いつもの勢いは……」
耕之助「(呟く)ああいうタイプにはなにを言ってもダメだ……暖簾に腕押し、ぬかにクギ……」
-
みどり「アームドセイバーの事です。
あれを奪われた以上、我々のテクノロジーを魔化魍に知られてしまうかもしれません」
耕之助「分かっている。そうさせないためにもヒビキとトドロキには一カ月も休みはやれん、と言う事だな」
おやっさん「どういう事、ですか?」
耕之助「特訓を始める。今からな」
ヒビキ「と、特訓?」
-
お茶を飲みながら話しているヒビキ、トドロキ、イブキ、おやっさん、日菜佳、香須実、みどり。
- 放送
-
お茶を飲みながら話しているヒビキ、トドロキ、イブキ、お茶を飲まずに話しているおやっさん、日菜佳、香須実、みどり。
日菜佳「一体、いつまでうちにいるつもりなんですかね、小暮さん」
カット
トドロキ「全くっすよ。あの人、ザンキさんにまで……もう許せないっす」
おやっさん「ま、ま、まあ、そう言うな。ああ見えても根は悪い人じゃないんだよな」
日菜佳「顔、引きつってますよ、父上(以下同)」
みどり「でも、間違った事を言っている訳じゃないのよね、いつも」
ヒビキ「そうなんだよね。 おれはね、ああいうタイプ、結構好きなんだよね。 ほら、卓袱台ガチャーンとひっくり返してさ……日本の古き良き親父みたいなさ」
トドロキ「もう!呑気っすね、ヒビキさんは……一カ月もね変身出来ないんですよ、おれたち……」
ヒビキ「まあまあ、まったり行こうや」
イブキ「まあ、その間、ぼくがなんとかしますよ。おふたりが戦えない分、頑張ります」
-
耕之助「(イブキに)随分、大きな口を叩くじゃないか。
そんななまっ白い体をしてて大丈夫なのか?」
-
ヒビキ「(耕之助に耳打ちして)小暮さん、いつもの勢いはどうしたんですか?」
耕之助「(呟く)だからこういうタイプはなにを言ってもダメなんだよ……暖簾に腕押し、ぬかにクギ……」
ヒビキ「なるほど」
イブキ「え?」
-
みどり「アームドセイバーの事です。
あれを敵に奪われた以上、我々のテクノロジーを魔化魍に知られてしまうかもしれません」
耕之助「分かっている。そうさせないためにもヒビキとトドロキには一カ月も休みをやれん、と言う事だよ」
おやっさん「それ、どういう事ですか?」
耕之助「特訓を始める。今からな」
トドロキ「え?特訓?」
-
お茶を飲みながら話しているヒビキ、トドロキ、イブキ、お茶を飲まずに話しているおやっさん、日菜佳、香須実、みどり。
- 台本
- シーン 9. 見晴らしの良い場所
- 台本
-
ヒビキ・トドロキ「あっはっはっはっは〜」
-
耕之助「当たり前だ!
宇宙の波動を取り込み、己の波動を腹の中で練り直すのがこの特訓の目的だ。
もう一度行くぞ!」
-
耕之助「音程が悪すぎるな、お前は。
もう一度ひとりでやってみろ」
トドロキ「あっはっはっはっは〜」
-
ヒビキ・トドロキ「あっはっはっはっは〜」
- 放送
-
耕之助「ほら、どうした」
ヒビキ・トドロキ「あっはっはっはっは〜」
-
耕之助「当たり前だ!
宇宙の波動を取り入れ、己の波動を腹の中でもう一度練り直すのがこの特訓の目的だ。
もう一度行くぞ!」
-
耕之助「音程が悪すぎるな、お前は。
お前だけもう一度やってみろ」
トドロキ「はい、あっはっはっはっは〜」
-
耕之助「ほら、どうした」
- 台本
- シーン 11. 道
- 台本
-
ヒビキ「おう、少年たち」
-
ヒビキ「おう、少年たち」
- 放送
-
ヒビキ「おう、少年」
-
ヒビキ「おう、少年」
- 台本
- シーン 12. 公園
- 台本
-
舞台は公園
-
ベンチで缶ジュースを飲みながら話す明日夢、京介、ヒビキ。
ヒビキ「(明日夢に)それにしても良かったな。 少年にも男の友達が出来てさ。 今までさ、友達と言えばモッチーぐらいだったろ」
京介「いや、まだ友達になれるかどうか分からないんですけど——」
ヒビキ「(明日夢に)なに?そうなの?」
明日夢「いや〜、微妙な感じが……」
-
ヒビキ「なんだ……そんな事も分からないのか?
まあ、いずれ分かるようになるさ。
もうちょっと大人になったらな」
京介「おれはもう大人です」
ヒビキ「なら、分かるだろ。 世の中には色んな人間がいる。 理屈抜きに凄いと思える人とかわけの分からない奴とか……で、そういういろんな人たちと出会う事が肥やしになるんだ、多分。 自分がもっと大人になるための、さ」
京介・明日夢「……」
なんとなく見つめ合うふたり。
京介「ふん(と馬鹿にしたように鼻を鳴らす)」
-
舞台は公園
- 放送
-
舞台は川べり
-
川べりで缶ジュースを飲まずに話す明日夢、京介、ヒビキ。
ヒビキ「(明日夢にではなく)それにしても良かったな。 少年にも少年の友達が出来てさ。 そう言えばさ、今まで、友達って言えばさチアのモッチーぐらいだろ」
京介「いや、まだ友達になれるかどうかは分からないんですけど——」
ヒビキ「(明日夢に)ちょっと、そうなの?」
明日夢「いやあの、まだ微妙って言うか……」
-
ヒビキ「いずれ分かるようになるさ。
もうちょっと大人になったらな」
京介「おれはもう大人です」
ヒビキ「そっか。 世の中にはさ色んな人がいるんだよね。 凄いと思える人、尊敬できる人、また会いたいなって思える人……そういういろんな人たちと出会う事で自分がどんどん強くなっていくんだよ」
京介・明日夢「……」
なんとなく見つめ合わないふたり。
ヒビキ「ふたりとも仲良くしろよ」
-
舞台は川べり
- 台本
- シーン 13. 『たちばな』・店内
- 台本
-
日菜佳「へ〜、発声練習ですか。
随分変わった特訓ですね」
トドロキ「あれは特訓なんてもんじゃないっすよ! 自分が歌がうまいのを自慢したいだけなんすよ、きっと。 ほんと、やってられないって言うか……」
日菜佳「そうですかぁ? 小暮さんって確かに口うるさい人だけど、それだけじゃないって思うんですけど……吉野の開発局長にまでなった人だし、父上様だってなんだかんだ言って心の中じゃ尊敬してるんじゃないかな」
-
日菜佳「そう言えばトドロキさんの歌って聞いた事なかったですよね」
-
トドロキ「あ、あの……どうしたんすか、日菜佳さん?」
日菜佳「悲しいですぅ……こ、こんなんじゃ……トドロキさんとは一生デュエット出来ません……ああ、悲しい」
トドロキ「そ、そんなー……すいません、日菜佳さん! おれ、頑張るっす! だ、だから、泣かないで下さい、お願いします!」
-
日菜佳「へ〜、発声練習ですか。
随分変わった特訓ですね」
- 放送
-
日菜佳「へ〜、発声練習ですか。
いやあ随分と変わった特訓ですね」
トドロキ「いやいや、あれは特訓なんて言えないっすよ! あの人、自分が歌うまいのを自慢したいだけなんすから。 もう、ほんと、やってられないって言うか……」
日菜佳「そうですかぁ? いや確かに小暮さんは口うるさい人だとは思いますが、でもそれだけじゃないって思うんですよね……吉野の開発局長にまでなった人ですし、父上だって心の中じゃ尊敬してるんじゃないかな」
-
日菜佳「そう言えばトドロキくん(以下同)の歌って聞いた事なかったですよね」
-
トドロキ「あれ……日菜佳さん、どうしたんすか?」
日菜佳「悲しいですね……こ、こんなんでは……トドロキくんとは一生デュエット出来ないんじゃないですかね」
トドロキ「そんなー……すんません、日菜佳さん! おれ、特訓頑張るっす! だから、もう泣かないで下さい、お願いします!」
-
日菜佳「へ〜、発声練習ですか。
いやあ随分と変わった特訓ですね」
- 台本
- シーン 14. 見晴らしの良い場所・翌日
- 台本
-
腹筋の姿勢で発声練習をするヒビキとトドロキ。
見ている耕之助。
耕之助「ダメだ、ダメだ!もっと腹に力を入れて!足を高く上げる!」
ヒビキ・トドロキ「あっはっはっはっは〜」
発声練習を続けるふたり。
-
腹筋の姿勢で発声練習をするヒビキとトドロキ。
- 放送
-
シーン 14 丸ごとカット
-
シーン 14 丸ごとカット
- 台本
- シーン 15. 館・全景
- 台本
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場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
- 放送
-
シーン 15 丸ごとカット
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シーン 15 丸ごとカット
- 台本
- シーン 16. 同内・実験室
- 台本
-
実験器具の中で蔓に絡まっているアームドセイバー。
男と女の姿はなく、スーパー童子と姫がジッと剣を見つめている。
そろりそろりと剣に手を伸ばす童子。
その手をピシャと叩く姫。
そろりとそろりと今度は姫が剣に手を伸ばす。
その手をピシャと叩く童子。
-
実験器具の中で蔓に絡まっているアームドセイバー。
- 放送
-
シーン 16 丸ごとカット
-
シーン 16 丸ごとカット
- 台本
- シーン 17. 石段のある場所
- 台本
-
ヒビキ「お、おい、大丈夫か?しっかりしろ!」
トドロキ「け、結構、効くんすよね、これ……」
ヒビキ「ああ、おれもこんな特訓初めてだけど……キツいわ」
トドロキ「ほ、本当にこんなんで変身出来るようになるんすかね? せ、せめて音痴だけでも治って欲しいんすけど……」
-
トドロキ「ザ、ザンキさん!
やってる事はやってるんすけど……なんか変な特訓で……」
-
ヒビキ「やっぱりな……昔、噂で聞いた事がある……もしかして、あの伝説の……」
ザンキ「ああ、一日で十体の魔化魍を倒したと言う、疾風鋼の鬼……伝説の人だ」
トドロキ「一日で十体? すげえ……そんな事、全然知らなかったっすよ…… 」
-
耕之助「正確に言えば、三十体だ。
次々に襲い掛かって来る魔化魍たちを文字通り、千切っては投げ、千切っては投げ……」
ヒビキ「(ザンキに)自慢してるぞ……」
ザンキ「……」
耕之助「二十匹目の魔化魍は強い奴だった……本当に強かった……だが私は負けなかった。腹の底からパワーを引き出し、必殺のパンチで相手を倒した」
トドロキ「す、すげえ!すげえっす!感動っす!」
ザンキ・ヒビキ「……」
-
ヒビキ「お、おい、大丈夫か?しっかりしろ!」
- 放送
-
トドロキ「もうダメ」
ヒビキ「おい、大丈夫か、おい?しっかりしろよ!」
トドロキ「いや、これ結構キツいっすね……」
カット
トドロキ「でも、こんなんで本当に変身出来るようになるんすか? せめて音痴だけでも治って欲しいんすけど……」
ヒビキ「まあ、そう言わずに、な。 小暮さんの言うことを信じて頑張ろうよ」
-
ヒビキ「ザンキさん」
トドロキ「ザンキさん! やってる事はやってるんすけど……もう、なんか変な特訓で……」
-
ヒビキ「昔、聞いた事があるな……あの伝説の……」
ザンキ「ああ、一日で十体の魔化魍を倒したと言う、疾風鋼の鬼……伝説の人だ」
トドロキ「え?一日で十体? マジっすか…… 」
-
耕之助「正確に言えば、三十体だ。
次々に襲い掛かって来る巨大な魔化魍を千切っては投げ、千切っては投げ……」
ヒビキ「(ザンキに)あれ自慢ですよ、自慢……」
ザンキ「……」
耕之助「しかし、二十体目の魔化魍は強い奴だった……本当に強い奴だった……しかし私は負けなかった。腹の底からパワーを引き出し、必殺のパンチで相手を倒した」
トドロキ「すげえ!感動っす!」
ザンキ・ヒビキ「……」
耕之助「あ、そう」
トドロキ「はい」
ヒビキ「鍛えてきます」
耕之助「あ、そう」
トドロキ「行ってきます」
耕之助「うん」
ヒビキ「トド」
トドロキ「はい」
-
トドロキ「もうダメ」
- 台本
- シーン 19. 郊外・ひとけのない場所
- 台本
-
野草を摘んでいる親子連れの姿。
-
イブキ「逃げて下さい、早く!」
-
野草を摘んでいる親子連れの姿。
- 放送
-
川に石を投げている親子連れの姿。
-
イブキ「逃げて下さい、逃げて!」
-
川に石を投げている親子連れの姿。
- 台本
- シーン 20. 公園
- 台本
-
ヒビキ「(カエルの歌の替え歌で)早く変身、出来るといいな〜」
トドロキ「(ヒビキに輪唱して)早く変身、出来るといいな〜」
耕之助「(ふたりに続けて)もうすぐですよ〜、頑張りなさい」
-
少し遅れて耕之助もバイクで到着する。
-
響鬼「どうも先輩!」
-
響鬼「な、なんだ?なにがどうなっているんだ?」
耕之助「それでいいんだ! それがアームドセイバーの本来の力だ! 戦え、響鬼!」
襲い掛かるカマイタチ。
カマイタチに向け、アームド響鬼の必殺技が炸裂する。
逃走する姫と童子。
爆発、消滅するカマイタチ。
-
ヒビキ「(カエルの歌の替え歌で)早く変身、出来るといいな〜」
- 放送
-
耕之助「気合を入れて」
ヒビキ「(カエルの歌の替え歌で)早く変身、出来るといいな〜」
トドロキ「(ヒビキに輪唱して)早く変身、出来るといいな〜」
耕之助「(ふたりに続けて)もうすぐ変身できるぞ、頑張れよ」
-
少し遅れて耕之助も到着する。
-
響鬼「小暮さん、見ててよ!」
-
響鬼「え?あれ、あれ?どうしたんだ、これ?え?」
耕之助「それでいいんだ! それがアームドセイバーの本来の力なんだ! 戦え、響鬼!」
響鬼「はい」
襲い掛かるカマイタチ。
カマイタチに向け、アームド響鬼の必殺技が炸裂する。
爆発、消滅するカマイタチ。
童子「は!やられちゃったぞ」
姫「よし、帰ろう」
童子「うん」
逃走する姫と童子。
響鬼「すげえな、これ……響鬼装甲だな」
-
耕之助「気合を入れて」
- 台本
- シーン 21. パーティ・ルーム
- 台本
-
おやっさん「いや〜、しかし本当に良かった。まさにめでたしめでたしと言った所だな」
ヒビキ「でも、おやっさん……本当なんですかね?小暮さん、一日で三十匹の魔化魍を倒したって話……」
おやっさん「さあ……私が聞いた時は十匹だったが……」
-
トドロキ「さ、最高っすよ、小暮さん!
もう一曲お願いします!もう一曲」
ヒビキ「えーっと……何曲目だっけ、これで……」
香須実「23 曲目」
耕之助「次、『少年よ』を歌います」
-
おやっさん「いや〜、しかし本当に良かった。まさにめでたしめでたしと言った所だな」
- 放送
-
おやっさん「いや〜、しかし本当に良かったね。これでめでたしめでたしってとこだね」
ヒビキ「そうですね。 でもね、おやっさんね……あの、小暮さん、大きな魔化魍を三十匹倒したって話あれ……」
おやっさん「いや……私は十匹って聞いてるけど……」
ヒビキ「二十匹足りねえな」
-
トドロキ「いやあ、最高っすよ、小暮さん!
もう一曲お願いします!もう一曲」
ヒビキ「小暮さん、すごいのお願いしますよ」
カット
耕之助「よし、それじゃあ次は、『少年よ』を歌います」
-
おやっさん「いや〜、しかし本当に良かったね。これでめでたしめでたしってとこだね」
- 台本
