#31「超える父」
(脚本:井上 敏樹/監督:諸田 敏)
| 台本 | キャラクター | 俳優・声優/スーツアクター |
|---|---|---|
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ヒビキ/仮面ライダー響鬼 | 細川 茂樹/伊藤 慎 |
| 安達 明日夢 | 栩原 楽人 | |
| イブキ/仮面ライダー威吹鬼 | 渋江 譲二/押川 善文 | |
| 持田 ひとみ | 森 絵梨佳 | |
| 天美 あきら | 秋山 奈々 | |
| 立花 香須実 | 蒲生 麻由 | |
| 立花 日菜佳 | 神戸 みゆき | |
| 立花 勢知郎 | 下條 アトム | |
| 桐矢 京介 | 中村 優一 | |
| 安達 郁子 | 水木 薫 | |
| 洋館の男 | 村田 充 | |
| 洋館の女 | 芦名 星 | |
| ナレーション | 中田 浩二/中井 和哉 |
台本と放送を比較しました(台詞やト書きの細かい違いは省略)。
- シーン 2. 京介のイメージ
- 台本
-
明日夢、音撃棒を拾って響鬼に投げ渡す。
響鬼の再びの攻撃に逃走する火車魔化魍。
追いかけて行く響鬼と威吹鬼。
-
明日夢、音撃棒を拾って響鬼に投げ渡す。
- 放送
-
明日夢、音撃棒を拾って響鬼に投げ渡す。
響鬼「サンキュー、少年」
響鬼の再びの攻撃に逃走する火車魔化魍。
威吹鬼「響鬼さん」
響鬼「よし、追うぞ」
威吹鬼「はい」
追いかけて行く響鬼と威吹鬼。
-
明日夢、音撃棒を拾って響鬼に投げ渡す。
- 台本
- シーン 3. 夜道
- 台本
-
無言のまま歩く明日夢と京介。
明日夢「ねぇ、なんで黙ってるの?」
京介「おれが君になにか聞けば、君は答えてくれるのか?」
明日夢「……それは」
と、口ごもる。
明日夢「あのさ……さっき見た事、誰にも言わないでもらえるかな? 別に大きな秘密って訳じゃないんだけど…… それなりの秘密っていうか…… あんまり人に言わない方がいいらしいんで」
-
無言のまま歩く明日夢と京介。
- 放送
-
カット
明日夢「ねぇ、なんでさっきから黙ってるの?」
京介「おれが君になにか聞けば、君はなにか答えてくれるのか?」
明日夢「……いや」
と、口ごもる。
明日夢「あのさ……さっき見た事、誰にも言わないでくれないかな? 別に大きな秘密って訳じゃないんだけど…… それなりの秘密っていうか…… とにかくあんまり人に言わない方がいいらしいからさ」
-
カット
- 台本
- シーン 4. 街・ひとけのない場所・夜
- 台本
-
イブキ「どうやら見失なっちゃったみたいですね」
ヒビキ「ああ。あいつ、たぶん火車だろ? しかし妙だよな、魔化魍が直接人を襲うなんて」
あきら「(やって来て)ええ、童子も姫も全然姿を見せないんです」
イブキ「とにかくぼくは引き続き魔化魍を追ってみますから、ヒビキさんは『たちばな』のお店の方を手伝ってあげて下さい。 こっちはあきらもいますから」
ヒビキ「あれ?おれだけ仲間外れ?」
イブキ「聞きましたよ、事務局長と日菜佳さん、風邪を引いて寝込んでいるって。 大変なんでしょ?」
ヒビキ「そうなんだよ……それがさあ……それはそれは大変で」
-
イブキ「どうやら見失なっちゃったみたいですね」
- 放送
-
あきら「(やって来て)イブキさん」
イブキ「どうやら見失なっちゃったみたいですね」
ヒビキ「うん。あいつ、火車だろ? しかし妙だな」
あきら「ええ、童子と姫も全く姿を見せないんです」
イブキ「とにかく引き続きぼくらは魔化魍を追ってみますから、ヒビキさんは『たちばな』のお店の方を手伝ってあげて下さい。」
ヒビキ「ちょっと?仲間外れ?」
イブキ「聞きましたよ、事務局長と日菜佳ちゃん、風邪を引いて寝込んでいるって。 大変なんでしょ?」
ヒビキ「そうなんだよ……大変なんだよ」
-
あきら「(やって来て)イブキさん」
- 台本
- シーン 5. 『たちばな』・一室
- 台本
-
寝込んだまま、くしゃみをするおやっさんと日菜佳。
その枕元で看病している香須実。
-
寝込んだまま、くしゃみをするおやっさんと日菜佳。
- 放送
-
食事をしながら、くしゃみをするおやっさんと日菜佳。
その背後で居眠りしている香須実。
-
食事をしながら、くしゃみをするおやっさんと日菜佳。
- 台本
- シーン 7. 同内・一角
- 台本
-
ひとり歩くひとみ。
京介の声「持田さん」
やって来る京介。
ひとみ「桐矢君?」
-
ひとみ「安達君の事?」
京介「うん。 君、彼と親しいんだろ?」
-
ひとり歩くひとみ。
- 放送
-
明日夢と雑談して別れるひとみ。
京介の声「持田さん」
やって来る京介。
ひとみ「ああ、桐矢君」
京介「ちょっといいかな? 聞きたいことがあるんだ」
ひとみ「うん」
-
カット
京介「君、安達君と親しいんだろ?」
ひとみ「え、うん」
-
明日夢と雑談して別れるひとみ。
- 台本
- シーン 8. 明日夢の家・全景・夜
- 台本
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
- 放送
-
シーン 8 丸ごとカット
-
シーン 8 丸ごとカット
- 台本
- シーン 9. 同内
- 台本
-
郁子が明日夢を迎えに来て、
郁子「あ、お帰り。遅かったじゃないの。 友達が来てるよ。 いいじゃないいいじゃない! お母さん、ああいうハンサムな子、大好き」
明日夢「友達?」
-
郁子が明日夢を迎えに来て、
- 放送
-
郁子が明日夢を迎えに来ず、
郁子「お帰り。遅かったね。 お友達来てるよ」
明日夢「友達?」
郁子「いいじゃないいいじゃない! お母さん、ああいうハンサムな子、大好き」
-
郁子が明日夢を迎えに来ず、
- 台本
- シーン 10. 同内・明日夢の部屋
- 台本
-
京介「(室内を見回して)どうやら君にはなんの秘密もないようだな」
明日夢「え?どういう事?」
-
京介「(室内を見回して)どうやら君にはなんの秘密もないようだな」
- 放送
-
京介「(室内を見回して)どうやら君にはなんの秘密もないようだな」
明日夢「え?」
-
京介「(室内を見回して)どうやら君にはなんの秘密もないようだな」
- 台本
- シーン 11. 同内・居間
- 台本
-
郁子「ふ〜ん、桐矢京介君って言うんだ。
あと 5 年もすればヒビキさんクラスのいい男になるな、あれは」
明日夢「あのさ……ちょっと聞いていいかな?お父さんの事」
郁子「なんだい、急に?」
明日夢「なんで離婚したの?」
郁子「おー、またいきなり核心を突いてきたな」
明日夢「だってほら…… ぼくが大人になったら話してくれるって言ってたじゃない…… 嫌なら別に答えてくれなくてもいいんだけど」
郁子「嫌な訳じゃないけど……そうねぇ……お互い一生懸命過ぎたって事かな?」
明日夢「一生懸命でなんで離婚するわけ?」
-
明日夢「ふーん……まだよく分からないけど」
郁子「 という事はあれだね……明日夢もまだまだ子供って事。 はい、どんどんおかわりしなさい 」
言いながら明日夢の手から茶碗を奪い取り、ご飯を盛り始める。
明日夢「会いに行っていいかな……父さんに」
郁子「……」
郁子、おかわりのご飯を明日夢に手渡すと、メモ用紙になにか書きつけて、パッと明日夢の前に差し出す。
-
郁子「ふ〜ん、桐矢京介君って言うんだ。
あと 5 年もすればヒビキさんクラスのいい男になるな、あれは」
- 放送
-
郁子「桐矢京介君って言うんだ。
あと 5 年もすればさ、あれはヒビキさんクラスのいい男になるね。
何、食べないの?
まずかった、これ?
」
明日夢「あ、いや」
郁子「うん、まずくないまずくない」
明日夢「……ちょっと聞いていいかな?」
郁子「ん?」
明日夢「父さんの事なんだけど」
郁子「なに、急に?」
明日夢「なんで離婚したの?」
郁子「おっと、いきなり核心突いてきたね」
明日夢「いや、だってさほら…… おれが大人になったら話してくれるって言ってたじゃない…… いや、嫌なら別にいいけどさ」
郁子「いや、嫌な訳じゃないんだけど……うん、そうねぇ……お互い一生懸命過ぎたのかな? ちょっと鰹節かける 」
明日夢「一生懸命でなんで離婚するの?」
-
明日夢「いや、まあ……よく分からないけど」
郁子「 ね。分かんない。 ってことはさ、明日夢はまだ子供なんだよ。 いっぱい食べて、どんどん大きくなろう。 ほら、ちゃんと食べよう、よし 」
カット
明日夢「会いに行っていいかな……ごめん、冗談だよ」
郁子「……」
郁子、メモ用紙になにか書きつけて、パッと明日夢の前に差し出す。
-
郁子「桐矢京介君って言うんだ。
あと 5 年もすればさ、あれはヒビキさんクラスのいい男になるね。
何、食べないの?
まずかった、これ?
」
- 台本
- シーン 12. 『たちばな』・店内・夜
- 台本
-
箒を掃いて、店の後片付けをしているヒビキ。
おやっさん「ヒビキ君」
そこに咳き込みながら現れるおやっさん。
ヒビキ「あ、おやっさん。大丈夫ですか? あんまり無理しないで下さいよ」
おやっさん「いやね、ちょっと調べてみたんだが、やっぱり魔化魍が直接人を襲うっていうのは前例がなくてね。 吉野に問い合わせても分からないって言うし……」
ヒビキ「……もしかしてはぐれ魔化魍じゃないですかね。 ほら、童子と姫とはぐれて迷子になったみたいな」
おやっさん「うーん……そんな間抜けな魔化魍だったらいいんだけど……どーも気になるなぁ」
明日夢「あの……すみません」
そこに現れる明日夢。
ヒビキ「お、少年。どうした、こんな時間に」
明日夢「ヒビキさん……ちょっと相談したい事があるんですけど……」
-
箒を掃いて、店の後片付けをしているヒビキ。
- 放送
-
シーン 12 丸ごとカット
-
シーン 12 丸ごとカット
- 台本
- シーン 13. 土手・夜
- 台本
-
舞台は土手
-
ヒビキ「ふーん、要するにあれか?親父さんに会うのを怖がっているって友達に言われたわけか」
明日夢「はい……怖がってるとかじゃなくて…… 母さんの気持ちを考えてただけなんですけど」
ヒビキ「それはどうかな? おれはその友達の方が正しいと思うけどな」
『え?』となる明日夢。
ヒビキ「少年はさ、おふくろさんの気持ちを言い訳にして親父さんと会うのを避けて来た…… そんなところかな?ま、これはおれの勘だけどさ」
明日夢「……かもしれません……よく分からないけど」
ヒビキ「 会いに行けばいいじゃないの。 おふくろさんだっていいって言ってるんだろ? 別に悪い事じゃないし、怖がるような事でもないって。 親と子が会うのは当然の事というか、神様がそうお作りになったんだからさ 」
-
舞台は土手
- 放送
-
舞台は公園
-
ヒビキ「ふーん、まぁ要するに、親父さんに会うのを怖がっているって友達に言われたわけだ」
明日夢「はい……でも別に怖がってるとかじゃなくて…… ぼくは母さんの気持ちを考えてただけなんですけど」
ヒビキ「なるほどね。 ま、でも、おれはその友達の言っていることも理解できるな」
『え?』となる明日夢。
ヒビキ「少年はさ、まぁおふくろさんの気持ちを盾にして親父さんに会うのを避けて来た…… そんなとこかな?ま、これはおれの勘だけどね」
明日夢「……そうかもしれないです……よく分かんないです」
ヒビキ「 少年、思い切って会ってみれば。 自分の目で確かめて、現実を見れば何か新しい答が見つかるって。 考えて迷うなら、行動するしかないだろう 」
-
舞台は公園
- 台本
- シーン 14. 洋館・全景
- 台本
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場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
- 放送
-
シーン 14 丸ごとカット
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シーン 14 丸ごとカット
- 台本
- シーン 15. 同内・実験室
- 台本
-
男「ああ、もうすぐこいつらも完成する。もうすぐね」
髪の毛の間から浮かび上がって来る白い手。
-
男「ああ、もうすぐこいつらも完成する。もうすぐね」
- 放送
-
男「うん、もうすぐこいつらも完成する」
髪の毛の間から浮かび上がって来る黒い手。
-
男「うん、もうすぐこいつらも完成する」
- 台本
- シーン 16. 走る電車・翌日
- 台本
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
-
場面転換のためのシーンでト書きや台詞なし。
- 放送
-
シーン 16 丸ごとカット
-
シーン 16 丸ごとカット
- 台本
- シーン 17. 同内
- 台本
-
乗っている明日夢の姿。
-
乗っている明日夢の姿。
- 放送
-
シーン 17 丸ごとカット
-
シーン 17 丸ごとカット
- 台本
- シーン 19. 同内
- 台本
-
ヒビキ「いらっしゃい」
京介、店内をじろじろ見回し、テーブルに着く。
ヒビキ「ご注文は?」
-
ヒビキ「ヒビキ?えーっと……」
と、店内を見回し、
ヒビキ「あ、いたいた。ここ、ここ」
-
ヒビキ「それで、なんの用かな?あ、もしかして……少年の友達か?」
-
ヒビキ「あのな……見れば分かるだろ?今、忙しいんだよね。
注文しないんだったら、帰ってお勉強でもしなさい」
-
ヒビキ「よしよし。それが正しい客のあり方ってもんだ」
-
ヒビキ「いらっしゃい」
- 放送
-
ヒビキ「いらっしゃい。
今日第 1 号のお客さんだよ。ねぇ、座んない?
」
京介、店内をじろじろ見回し、テーブルに着かない。
カット
-
ヒビキ「ほう、ヒビキ?ヒビキはね、えーっと、えーっと……」
と、店内を見回し、
ヒビキ「おれおれ」
-
ヒビキ「おう、で、なんの用かな?あ、分かった……少年の友達だ」
-
ヒビキ「ははは……
あのさ……こう見て分かる通り、ものすごく忙しい訳ね。
だからあの、注文しないんだったら、帰って勉強でもしなさい、ね」
-
ヒビキ「みたらし団子ね。よし」
-
ヒビキ「いらっしゃい。
今日第 1 号のお客さんだよ。ねぇ、座んない?
」
- 台本
- シーン 20. 街中・道
- 台本
-
やって来たものの、どうしていいのか分からず、立ちすくむ明日夢。
-
おばさん「(前略)今日も日曜だってのに、朝から会社に行ったみたいよ」
明日夢「あの……会社って、分かりますか?」
おばさん「そりゃあ、この辺じゃ有名だからねぇ」
-
やって来たものの、どうしていいのか分からず、立ちすくむ明日夢。
- 放送
-
やって来たものの、どうしていいのか分からず、立ちすくんでから呼び鈴を押す明日夢。
-
おばさん「(前略)今日も日曜日だってのに、朝から会社行ったみたいよ」
カット
-
やって来たものの、どうしていいのか分からず、立ちすくんでから呼び鈴を押す明日夢。
- 台本
- シーン 21. 『たちばな』
- 台本
-
ヒビキ「はい、きび団子、お待ちどうー」
と、京介のテーブルにきび団子を運んで来る。
京介「違いますよ、これ…… おれが頼んだのはみたらし団子であってきび団子ではありません」
ヒビキ「あれ?そうだっけ?そこをなんとか……だめ?」
京介「だめです。今はみたらし団子以外食べたくありません」
その時、隣のテーブルの客たちが席を立つ。
ヒビキ「ありがとうございました」
素早くそのテーブルを拭き始めるヒビキだが、勢い余って楊枝入れを床に落とす。
床に散らばる無数の楊枝。
香須実「あー、もう、なにやってるのよ、ヒビキさん!もー!」
やって来る香須実。
香須実とヒビキがあたふたと床の楊枝を広い集める。
拾った楊枝を容器に戻すヒビキ。
香須実「ダメよ、ヒビキさん!元に戻さないで下さい!」
ヒビキ「あれ?そうなの?おれ、気にしないけど」
香須実「そんなのヒビキさんだけです!普通の人は気にするの」
京介「……」
見つめる京介に失望の色が浮かんで来る。
-
ヒビキ「はい、きび団子、お待ちどうー」
- 放送
-
ヒビキ「ねぇねぇねぇねぇ。これさ、ちょっと食べてみない?
限定商品なんだけどさ、きび団子『紅』っていう奴なんだけど、どう?」
京介「おれが頼んだのはみたらし団子であってきび団子ではありません」
ヒビキ「そんなこと言わずにさ、これだっておいしいよ。食べない?」
京介「嫌です」
ゆうこ・みほ「ヒビキさん」
ヒビキ「あ、いらっしゃい。どうしたの、久し振りだね」
ゆうこ「きび団子食べに来ました」
ヒビキ「きび団子食べに!ゆうこりんもみほりんも待ってたよ。座って座って。 あ、きび団子はね、いいのがあるんだよ、これ。見て見て見て。 ほら、限定のね、きび団子『紅』って奴なんだ」
ゆうこ・みほ「すごい、美味しそう」
ヒビキ「すごいでしょ、綺麗でしょ。 これ、おいしいんだよ。これ、真っ赤でさ」
-
ヒビキ「ねぇねぇねぇねぇ。これさ、ちょっと食べてみない?
限定商品なんだけどさ、きび団子『紅』っていう奴なんだけど、どう?」
- 台本
- シーン 24. 『たちばな』
- 台本
-
ヒビキ「はい、じゃ、お釣り 290 円ですね、ありがとうございました」
と、客のひとりに釣りを渡し、送り出すヒビキ。
京介「間違ってますよ、今の。お釣りは 280 円のはずです。10 円多い」
ヒビキ「え?そう?ま、いいじゃない、10 円くらい」
香須実「いいわけないでしょ!」
やって来る香須実。
香須実「もうここはいいから。ヒビキさんは二度とレジに触らないで!私がやるから」
京介「あの……良かったら手伝いましょうか?」
香須実「え?君は?」
京介「安達君のクラスメートです」
香須実「あら、そうなの?明日夢君、今日、お休みだからピンチヒッターを寄越したって事ね。 じゃあ、お願いしちゃおうかな。 ヒビキさんはお団子作りね」
ヒビキ「え?お、おう」
と、奥の方に姿を消すヒビキ。
京介が香須実に尋ねて、
京介「……本当にあの人がヒビキさんですか?」
香須実「ええ、そうだけど」
京介「ヒビキさんっていう人、もうひとりいませんか?」
香須実「ヒビキさんはヒビキさん。ヒビキさんだけよ」
-
ヒビキ「はい、じゃ、お釣り 290 円ですね、ありがとうございました」
- 放送
-
ヒビキ「あれ?え?ごめん」
京介「こうすればいいんじゃないですか?」
ヒビキ「ありがとね」
ゆうこ・みほ「ごちそうさまでした」
ヒビキ「またね。ちょっと、今どうやってやったの、教えて。ねぇ、どこをどうやって……」
香須実「ヒビキさん、お客さんに聞いている場合じゃないでしょ。もう、しっかりしてよ」
京介「あの……良かったら手伝いましょうか?」
香須実「え?君は?」
カット
-
ヒビキ「あれ?え?ごめん」
- 台本
- シーン 25. 街・ひとけのない場所
- 台本
-
あきらの元に DA が帰って来る。
あきら「イブキさん、当たりです」
イブキ「場所は?」
-
建物の上から突然襲いかかって来る火車魔化魍。
あきら「イブキさん!」
イブキが威吹鬼に変身する。
-
あきらの元に DA が帰って来る。
- 放送
-
カット
あきら「イブキさん、当たりです」
イブキ「どの辺?」
-
上から突然襲いかかって来る火車魔化魍。
カット
イブキが威吹鬼に変身する。
威吹鬼「あきら!」
あきら「はい!」
-
カット
- 台本
- シーン 26. 工事現場
- 台本
-
作業員「すぐそこの××病院だよ」
走り出す明日夢。
作業員「おい!ちょっと待てよ!」
明日夢「(立ち止まり振り向く)」
作業員「片岡さんに伝えてくれ!おれたち全員、早く良くなるように祈ってるって! 今は手が離せないけど、後で見舞いに行くからって!」
明日夢「分かりました!」
と、再び走り出す明日夢の様子。
-
作業員「すぐそこの××病院だよ」
- 放送
-
作業員「すぐ近くの新しらおか病院だ」
カット
-
作業員「すぐ近くの新しらおか病院だ」
- 台本
- シーン 27. 『たちばな』・一室
- 台本
-
その片隅のテーブルでお団子を作って(丸めて)いるヒビキ。
ヒビキ「お団子が 7 つ……お団子が 8 つ……」
おやっさん「 ヒ、ヒビキ君……だめだよ、そんなイビツな形じゃ……困るなぁ 」
日菜佳「ホント、不器用ですよね……」
-
その片隅のテーブルでお団子を作って(丸めて)いるヒビキ。
- 放送
-
その片隅のテーブルでお団子を箱に入れているヒビキ。
カット
おやっさん「 あ、勿体ないなぁ。力仕事じゃないからなぁ 」
日菜佳「ホント、何と言うか不器用ですよね……」
-
その片隅のテーブルでお団子を箱に入れているヒビキ。
- 台本
- シーン 28. ××病院・全景
- 台本
-
舞台は××病院・全景
-
その表で話す明日夢と前出の社員 A。
社員 A「ああ、片岡さんなら、ちょうど今タクシーで送り出した所だよ」
明日夢「え?あの……倒れたんじゃ?」
社員 A「ま、過労でね、大した事はなかったんだけど、ご家族と食事の約束があるとかで医者が止めるのも聞かずに飛び出してっちゃったよ。 不死身だよな、ホント。 って言うよりそれだけ家族を大事にしてるって事かもしれないけど」
明日夢「あの、レストランってどこだかわかりますか?」
社員 A「ああ。おれも何度か連れてってもらった事があるからね」
-
舞台は××病院・全景
- 放送
-
舞台は新しらおか病院・受付
-
社員 A「すいません、片岡さんの会計お願いします」
受付「はい。少々そちらでお待ち下さい」
社員 A「はい」
社員 B「先輩。片岡さん、今タクシーでレストランに向かわれました」
社員 A「ああ。それにしても、大した事なくて良かったけど、家族と食事の約束があるからって、医者の言う事も聞かずに飛び出してっちゃうんだから、不死身だよな、ホント」
社員 B「それだけ家族のことを大切に思ってるって事ですかね」
明日夢「あの、そのレストランってどこかわかります?」
-
舞台は新しらおか病院・受付
- 台本
- シーン 30. 同内・一室
- 台本
-
お団子作りを続けているヒビキ。
ヒビキ「おやっさんも日菜佳ちゃんも……早く良くなって下さいよ…… なんかおれ、立場ないみたいで 」
おやっさん「いやぁ……鬼の目にも涙って奴かねぇ」
日菜佳「意味が違いますよ、父上」
-
香須実「(前略)火車を見つけたって」
ヒビキ「おし!」
-
お団子作りを続けているヒビキ。
- 放送
-
お団子を包装しているヒビキ。
ヒビキ「おやっさんも日菜佳も……早く良くなって下さいよ」
日菜佳「あら……鬼の目にも涙って事ですねぇ」
おやっさん「日菜佳、意味が違う。 すまないね 」
日菜佳「失礼しました」
-
香須実「(前略)火車を見つけたって」
ヒビキ「行ってきます!」
-
お団子を包装しているヒビキ。
- 台本
- シーン 31. 『たちばな』・店内
- 台本
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飛び出すヒビキを見て、後を追う京介。
-
飛び出すヒビキを見て、後を追う京介。
- 放送
-
飛び出すヒビキを見て、後を追う京介。
京介「あ、これ、すいません」
香須実「え、え、あれ、お店は?」
-
飛び出すヒビキを見て、後を追う京介。
- 台本
- シーン 33. レストラン・全景
- 台本
-
そして幼い娘と妻らしい者の横顔——。
明日夢「……父さん……」
一度だけ呟く。
-
そして幼い娘と妻らしい者の横顔——。
- 放送
-
そして幼い娘と妻らしい者の横顔——。
カット
-
そして幼い娘と妻らしい者の横顔——。
- 台本
- シーン 36. 片岡の家の隣家・庭
- 台本
-
父親が作りかけたままの犬小屋。
その犬小屋を作り始める明日夢の様子。
-
父親が作りかけたままの犬小屋。
- 放送
-
父親が作りかけたままの犬小屋。
シーン 37 へ
-
父親が作りかけたままの犬小屋。
- 台本
- シーン 37. 街・ひとけのない場所
- 台本
-
消滅する火車魔化魍。
ジッと見つめている京介。
-
消滅する火車魔化魍。
- 放送
-
消滅する火車魔化魍。
響鬼紅「よし、気分爽快」
ジッと見つめている京介。
-
消滅する火車魔化魍。
- 台本
- シーン 38. 夜道
- 台本
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明日夢「母さん」
郁子「送っていくよ。タダでいいからさ」
-
明日夢「ねえ、母さん……ぼく、父さんの事、好きでいていいかな?」
郁子「当たり前でしょ。この私が惚れた男なんだから」
明日夢「うん」
-
郁子「さてと……今日はなんかおいしいものでも食べて行こうか」
-
明日夢「母さん」
- 放送
-
カット
郁子「よ、送っていくよ。タダでいいからさ」
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明日夢「ねえ、母さん……おれ、父さんの事、好きでいていいのかな?」
郁子「当たり前でしょ。私が惚れた男なんだからね」
カット
-
郁子「さてと……今日はなんかおいしいものでも食べて行こうか。外食外食」
-
カット
- 台本
- シーン 39. 片岡の家の隣家・夜・庭
- 台本
-
シーン 38 の後
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完成した犬小屋の中で子犬がぐっすりと眠っている。
-
シーン 38 の後
- 放送
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シーン 37 の後
-
完成した犬小屋の中で子犬がぐっすりと眠っていない。
-
シーン 37 の後
- 台本
